和モダンの空間、
窓から眺める日本庭園をシンボルに

祖父の代から受け継いできた庭を残して、母屋を建て替え。
伝統と現代がマッチした家づくりのポイントとは?

大阪府K様邸(30代、4人家族)
延床面積32.5坪(107.5㎡)
3LDK

祖父が家を建てたこの土地で、新たな家を

ご主人様 この土地は私の実家があったのですが、老朽化に伴い、建て替えを検討していました。実家は私の祖父が80年ほど前に建てた家で、そのときに植えた松が今でも庭に残っています。
 
私が子どもの頃、家族と一緒に松の木の剪定(せんてい)をしていたこともあり、この庭は残していきたいなという気持ちが強くありました。そのため自然と家づくりは庭を中心に考えていくようになり、蔵や離れなど、当時からあったものを残しながら、母屋の建て替えを計画しました。

黒を基調に統一された外観

和モダンな家を目指して

奥様 家づくりを進めていくうちに、グラン・スマートのシンプルなデザインがすごくかっこよく、魅力的に感じてこれに決めました。
 
京都の街並みが好きなので、それを模したモダンな家にしようと試みました。
タイルを黒にして、蔵の焼杉をあわせたらかっこよく合わせられるのではと考え、外観は黒を基調にしています。軒天の色が木目でしたので、カーポートも同じ木目で合わせるようにしてつくりました。

さらぽか*とお気に入りの家具で快適な生活

奥様 機能面として、さらぽかを入れたことで、エアコンを使わなくても快適に過ごせています。体に優しいかなと思いますし、洗濯物が部屋干しで乾くので家事が楽になって助かっています。

ご主人様 仕事から帰ってきて、外がどんなにジメジメしていても室内はさらっとしていますし、寒い日でも家の中は暖かく、とても過ごしやすいです。庭を眺めることができる椅子に座って、リラックスする時間がお気に入りになりました。
 
*一条工務店オリジナルの全館空調システム

子どもの頃に見ていた景色を受け継いでつないでいく

ご主人様 インテリアは庭と蔵があることで和の要素が強いので、それにあわせつつ、モダンさを出すよう、洋風の家具を取り入れています。シックな感じにしたかったので、ダーク系やブラウン系で色を揃えてオレンジを差し色にしてみました。
 
建て替え前の実家には、庭を見渡せる大きな窓があったんですが、新しい家でも同じ場所に一番大きなサイズのパノラマウィンドウをつけて、庭が眺められるようにしました。
 
子どもの頃から見ていた庭の景色を、また今こうやって同じように見れるというのが、この家を建ててよかったなと思える瞬間ですね。

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