ご夫婦ともにオートバイの車体設計のお仕事をされているそうですね。
奥様:前は一軒家を借りていて、さらにお庭にガレージを建てていたんですが、彼はそこに(バイク整備で)こもりきりで、2人しかいないのに別居生活みたいな感じになってしまっていました。結婚を機に家を用意しようかという話をした時に、どうせなら見えるところにガレージがあるのがいいなと思い、家づくりを始めました。
ご主人:見て楽しむガレージではなく、作業のできる空間にしたかったんです。前の家でのガレージの経験をもとに、不満や不具合を解決する形で設計しました。
奥様:(夫は)もうこもりきりですね。平日も夜帰ってきてから基本はこもっているんですけど、今はガラスなので中の様子も見られるし、ご飯だよって簡単に呼べるし、私の不満が解消されました。こもっていても見えるっていうだけでだいぶ違います。ほんとにガレージ別居だったので(笑)。
ご主人:一人で作業しているという罪悪感が減りました(笑)。あと、ガレージで工作機械を回していても、(妻は)作業しているかどうか気づいていない時が多いです。聞こえないように(遮音性が高く)できている。臭いも居住空間の方には行かないですね。ガレージの中はさすがにガソリンやオイルの臭いがしますけど、リビングには流れないです。
インテリアに関してのこだわりはいかがですか?
奥様:i-smartの仕様で赤いキッチンが設定されていたので、ガレージの赤と合うなと思いました。家中レーシーな感じで、赤で統一しようというのがこだわったポイントです。
ご主人:階段は設計を進めていく中でオープンステアがいいと選んでいたのですが、途中で「階段下にバイクが置けるのではないか」と思って設計さんに寸法を出してもらいました。その後、バイクの大きさを測ったら入ることが分かり、置こうということに。
奥様:普通、居住空間にオートバイを置くとタイヤの臭いやオイルの臭いが家中に充満してしまうらしいんです。でも私は全然気が付かなかったです。
ご主人:ロスガードで換気されているからだと思うんですが、それでなかったら絶対に家の中にバイクは置けないです。
お庭でバイクに乗られるんですね。
ご主人:庭は(バイクを)整備してセッティングを変えたときのテスト用です。様子を見ていじってはまたテストをするといった感じですね。
奥様:(家の中から)乗っていることはわかりますが、乗ってるからテレビが観れないとかそんな、うるさいことはないです。やっぱり遮音がされているので。
ご主人:乗ってても昼寝してるよね。
一条の家を検討中の方へアドバイスを。
ご主人:僕、実は新築を建てるつもりはなくて、中古の家を買ってリフォームすればいいかなと思っていたのですが、結果的には一条で建ててよかったなと思います。お客様の要望をただハイハイと聞いて、家の性能自体が下がっちゃうということがないので、信頼して設計を任せればいいかなと。
奥様:考えられてつくられてるというのが分かるので、技術者としてはオススメだと思っています。普通に暮らしてても快適だし、彼がガレージにこもっているのも見れるし、本当によかったです。
大好きなオートバイとともに毎日の暮らしを楽しまれている浅野様ご夫妻。遮音性の高さや室内の換気など、家の随所で発揮されている性能についてのお話を伺うことができました。
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