これから何十年も暮らしていく家であれば、ライフステージの変化も見越したプランニングは欠かせません。なかでも収納は日々の暮らしと密接につながり、その満足度も大きく変えてしまいます。しかも家を建てた後からでは変更が難しいのもまた、悩ましいところ。それだけに、みなさん住まいづくりのなかで様々なアイディアを盛り込んでいます。

例えば収納を増やすことで片付け嫌いを克服し、お子さまと開放的な生活を送るご家族。ご主人の趣味であるバイクと釣りのために、こだわりのビルトインガレージをつくったご家族。部屋に物を置かない収納で、ホテルライクな生活感のない暮らしを満喫するご夫婦など。特集「我が家は、『収納天国』。」には、ライフスタイルの異なる8組のご家族が登場。カップボードやパントリーといったキッチン収納から、衣替え不要の大型ウォークインクローゼット、家族の成長に合わせて仕舞うものが変わってゆく玄関収納などなど。一条の家と収納について、実際の使い心地をユーザー目線でご紹介しています。

なかでも岐阜県にお住まいのO様は、一条の備え付け収納について「持っている家具を手放してでも選ぶメリットが大きい」と語ります。なぜなら、「家具があると、8畳なのに実質は6畳、ってなっちゃいますから」。このように、誌面には設計図面を見ているだけでは見逃しがちな、実際に暮らしているご家族ならではの収納のヒントが散りばめられています。ぜひお手にとってじっくりとご覧ください。