まず、「自宅でどんな花粉症の症状が出ますか」という問いに、複数選択で回答してもらったところ、およそ8割の人が「鼻水」や「くしゃみ」、「目のかゆみ」の症状が出ていることが分かりました。また、「自宅で症状は出ない」と答えたのは2.4%で、9割以上の人が自宅で花粉症の症状が出ていることが判明しました。(図1)
続いて「自宅で花粉症の症状が出るのはどんな時ですか」という問いに、複数選択で回答してもらったところ、最も多かった回答は「窓を開けた後」(54.4%)。また、4割以上の人が「起床時」「洗濯物を取り込む時」「掃除をしている時」、約3割の人が「就寝時」「帰宅した直後」と回答しました。(図2)
「起床時」と答えた人1,256名に、「起床時に症状がでると、当日の仕事等のモチベーションは何%低下しますか」と尋ね、最も当てはまるものを選んでもらったところ、93.7%の人が10%以上モチベーションが下がることが分かりました。また、「50%低下」と答えた人が最も多く、「100%低下」と答えた人も5.1%いました。(図3)
また、「就寝時」と答えた人791名に、「就寝時に症状がでると、翌日の仕事等のモチベーションは何%低下しますか」と尋ね、最も当てはまるものを選んでもらったところ、88.9%の人が10%以上モチベーションが下がると回答しました。起床時と同様、「50%低下」と答えた人が最も多く、5.6%の人は「100%低下」と回答しました。(図4)
さらに、「新型コロナウイルス感染拡大の影響により、在宅時間が増えたことで自宅での花粉症対策を強化しましたか」という問いでは、約7割が花粉症対策を強化していないことが明らかになりました。(図5)
「花粉の侵入を防ぐ家が実現できるなら、いくらまで支払っても良いと思いますか」という質問に最も当てはまる金額を選んでもらったところ、「1万円以上5万円未満」が31.5%と最多。4割以上の人が5万円以上と回答し、10万円以上との回答も2割を超えました。また、20万円以上支払っても良いと考えている人も約1割いることが分かりました。(図6)
調査手法:オンラインアンケート
調査期間:2021年2月13日(土)~2月22日(月)
調査対象:花粉症と診断されているまたは花粉症だと自覚している10代以上の男女
有効回答数:2,597サンプル
回答者:男性878名、女性1,719名(10代15名、20代509名、30代1,297名、40代477名、50代230名、60代61名、70代以上8名)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
今回の調査で、花粉症の方の9割が外出時だけでなく、自宅にいる時も症状が出ていることが分かりました。新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増え、自宅においても花粉症対策の重要性が増す一方、対策強化がなされていないのが実情です。このような背景から、一条工務店では、屋内に花粉を持ち込まない「花粉ジェット」を新築ご検討のお客様にご提案しています。
仕事や勉強に集中できないほど憂鬱な花粉シーズン。せめて家では花粉の少ない環境を叶えたいという想いから開発されたのが「花粉ジェット」です。
外壁タイルの目地部分にある8つの吹き出し口から、強力噴射のエアシャワーで花粉を取り除きます。洋服に付いた花粉の平均除去率は97%以上※。大人も子どももスイッチひとつで、つま先から頭まで全身に付着した花粉を、キレイに吹き飛ばします。
※フリース、パーカー、ウインドブレーカー、スーツ、トレンチコートの平均除去率。
「花粉ジェット」を使った実験では、特殊なカメラで撮影して確認すると、強力噴射によって、衣類に付着した花粉大の粒子が、しっかりと取り除かれていることが分かります。
花粉ジェットの詳細はこちら価格:110,000円(税込)
※建築地・建物タイプ、間取りプランにより、設置対応できない場合がございます。
花粉ジェットのような清潔な空気での花粉除去は安全で、花粉症対策としてはとても有用です。花粉は(鼻や目に)入れない、(くしゃみなど)出さない、(家に)持ち込まない。この防御の基本を心がけて生活しましょう。
監修者のコメント
家での花粉症ケアに関しては家の中での症状の緩和がリモートでのお仕事、家事などの時には重要になります。花粉を室内に入れないためには、換気の際に網戸やレースのカーテンを閉めておくだけでも一定の効果がありますが、家の中に持ち込まないようなしっかりとした除去も求められます。
大久保 公裕さん
日本医科大学大学院 医学研究科頭頸部・感覚器科学教授
日本医科大学付属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科部長