互いの気配を感じられる、
開放的につながる住まい

東京から地方へ移住し、憧れだった田舎暮らしを手に入れたご夫婦。
旅好きなお二人が語る、つながる住まいづくりとは?

群馬県N様邸(60代、2人家族)
延床面積45坪(148.7㎡)
4LDK 

奥様のヨガスタジオをつくりたいことから、家探しを始める

ご主人様 数年前に定年になり、いまは会社の再雇用制度を使って働いています。仕事柄、地方によく転勤をしていたのですが、うちは夫婦そろって東京出身なので定年後は東京に住むのが普通だと考えていました。ところが家内に相談してみると、地方に住みたい、と。理由は、講師をやっているヨガで、自分のスタジオを持ちたいから、ということでした。それが家を探し始めたきっかけです。
 
いろいろな地域を検討したのですが、土地は馴染みがあるほうがいい。そうすると転勤で勤務していた地域が思い浮かびます。東南の角地で、幹線道路から少し奥まった現在の土地を見つけたときは、迷うことなく購入を決めました。

そこから家を建て始めようとしたのですが、正直に言うと、最初は一条工務店ではなく、別の会社に頼んでいました。1年くらい進めていたのですが、なんか思い通りにいかない。そこで一念発起して他の会社を探してみようと。そうして出会ったのが一条工務店でした。
 
一条工務店の特徴は、全館床暖房だったり、屋根瓦自体が太陽光発電になっていたり。検討し始めてみて初めて知る性能に驚きました。意外と一条工務店もいいなと。自分の中で見方が変わってきて、家内と相談して一条工務店で建てることに決めました。

旅先で出会った空間をイメージしたリビング

奥様 私も主人も旅がすごく好きなんです。仕事でヨガをやっていることもあり、インドにヨガの勉強をしに行ったこともあります。東南アジアにお気に入りのカフェがあって、そこは照明が暗く、柱しかないような開放的な空間が印象的でした。自分が家を建てる際には、そんな空間にしたいな、という思いがあったのですが、日本だと冷暖房が効かなくて、暑くなったり寒くなったりして無理なのかな、と半ば諦めていました。でも一条工務店の全館床暖房なら、それも叶うって思って。
天井を暗くしたり、壁紙もこだわってダークなものを選んだりと、素敵なリビングができて大変満足しています。

東南アジアのカフェをイメージしたリビング

奥様 玄関もこだわりました。玄関は他の人とつながるところなので「明るくて広い玄関」ということを一番大事にしています。スケルトンの階段にしたのも、オブジェのようになって気に入っています。友人が玄関を開けてすぐに、素敵な家ね、って言ってくれて、こだわってよかったと思いました。

開放的な明るさにこだわった玄関。スケルトンの階段をオブジェのように見せている

ご主人様 書斎も気に入っています。ここは自分だけの空間というか、自己満足度が高い場所です。テレワークのときもあるので、そのときは仕事をしたり、ときには趣味の絵を描いたり、音楽をやったり。
壁に穴を開けて、リビングが見えるようになっているのもいいです。家内が「コーヒー飲む?」などと声をかけてくれ、個室でありながらもつながりがある、満足感の高い空間になっています。

書斎からは廊下やリビングが見える

書斎からは廊下やリビングが見える。

無垢の床材で理想的なヨガスタジオに

奥様 ヨガはもう随分長く教えています。床に座ることが多いので、床や壁をナチュラルなものにしたい、という希望がありました。うちは無垢のウォールナットを選んだんですけど、レッスンのときに生徒さんがこの床に結構感動してくれます。夏は涼しいし、冬は暖かくて、質感もいいのでとても快適です。

ご主人様 趣味の音楽をヨガスタジオでやることもあります。パーカッションをやっても外には全然音が漏れないんです。家の中では結構大きな音なんですけど。それも驚きました。

ナチュラルな雰囲気のヨガスタジオ

夫婦で趣味の音楽を演奏することも

安心して帰って来れる家があるので、思いっきり海外で楽しみたい

奥様 これまでは朝から晩まで働きながら、いろいろなことをして、という感じで寝る時間を削って生きてきました。でもこの年になって、これからはゆったりしながら、でも一生働いていこうかなって思います。体が動くうちは、自分が伝えられることがある限りは、主人ともお互い支え合いながらやっていこうね、という話をしています。

奥様 これからやりたいことは、これまで以上に海外に行って、いろいろな経験をするということです。家を空けていても丈夫で安心な家が出来たので、不安なく出かけることができます。これからの老後の人生も、元気にしっかりと生きていきたいですね。

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