1978年の創業以来、
一条が230,000棟の住まいづくりに込めてきたもの。
それは「住まいを科学し、性能を進化させる」という信念です。
安心・安全・快適・健康。
お客様の暮らしにとって大切な本質の性能を
どこまでも高めていきます。
株式会社 一条工務店
代表取締役社長
岩田 直樹
地球温暖化防止をはじめ、「脱炭素社会」の実現に向けた住宅のハードとソフト両面の取り組みが大きく加速しています。2021年4月には、国土交通省、経済産業省、環境省の3省連携による「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会」が設置され、2050年のカーボンニュートラル達成のためには住宅が非常に重要な役割を担っていると言及されました。そして、その中期目標として、2030年に目指すべき姿は「新築される住宅・建築物はZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準の水準の省エネ性能が確保されること」と定められています。
私たち一条工務店はこうした国や業界の基準を「当然クリアすべき性能水準」と捉え、その遙か上、遥か先をゆく性能を目指しています。なぜなら、私たちは理想のその先を追い求めているからです。快適で健康的な暮らし、地球にやさしい家であるために、真に求められる性能は何か。常識に縛られず、技術の限界を自ら設けず、実験と研究をひたむきに繰り返し、住まいをとことん科学する。本質の追求こそ、一条工務店のDNAです。自らに課したルールは一つ。お客様の心の声に耳を傾け、自らの心に妥協しないこと。一つの成果に安住せず、住まいが持つべき本質的な性能を実現することに全力を注いでいます。
一条工務店は「省エネ・創エネ住宅」のトップランナーとして、30年後の“未来の性能”をここに実現し、より広く普及させるための努力を続けています。一条工務店のZEH実績は96%※に達しており、これからの住まいが目指すべき、ライフタイムコストを大幅に低減しながら、地球環境への貢献にもつながる住まいのスタンダード化が既に始まっています。その住宅性能と普及実績が評価され、2021年度の省エネ大賞では、新設された「ZEB・ZEH分野」で最高賞となる「経済産業大臣賞」を受賞しました。
一条工務店は「家は、性能。」というスローガンを高く掲げ、家づくりを追求しています。大地震に負けない家。地震の衝撃を軽減する家。環境と共生しながら省エネ・創エネする家。住むだけで健康になる家。そして、気候変動へも適応する家。一条工務店の歴史は、そのまま住まいの性能進化の軌跡。私たちの技術革新にゴールはありません。一条工務店は、本業である「もっといい家づくり」を通じてSDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指し、地球と調和した豊かな暮らしと持続可能な社会の実現に向けて尽力してまいります。
※2020年度のZEH、Nearly ZEH、ZEH Orientedの合計実績(北海道除く)