近年、地球環境の問題が深刻化する中、
世界の常識は「低炭素」から「脱炭素」へ急激にシフトし、
その流れは住宅業界でも加速しています。
国の施策としても、2030年に目指すべき姿は
「新築される住宅・建築物はZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)水準の
省エネ性能が確保されること」と定められ、
ハウスメーカーが担うべき役割はますます増大しています。
そうした状況下で、一条工務店のZEH普及率実績は「96%※」と
業界を牽引しており、人の暮らしや環境へ配慮した住まいのスタンダード化を
いち早く進めてきました。
また、今後発生することが予想されている巨大地震や
気候変動によって頻発化、激甚化する水害など
自然災害への備えも、ハウスメーカーの使命です。
私たちは地震に強い住まいづくりを原点とし、洪水などの水害への対策を施した
「耐水害住宅」の開発や、襲いくる脅威にただ耐えるだけでなく、
その後も“災害を免れたかのように暮らせる”ことを目指した
「総合免災住宅」のご提供を通じ、災害に強い社会づくりに貢献しています。
このような暮らしや社会を豊かにする商品をご提供し続けるためには、
社員も充実した生活を送り、心身ともに健全に仕事と向き合えていることが大切です。
そのため、仕事と育児、介護等を両立するための支援制度や、
アニバーサリー休暇など多彩な休暇制度の創設等、
社員のライフスタイルの変化に応じて、
長く働き続けられるようワークライフバランスの推進を行なっています。
さらに、多様な個性をもった人財が活躍できるよう、
雇用制度をフレキシブルにし、教育制度や労働安全衛生に関する施策を実施することで
健康で活き活きと働ける職場環境の整備に取り組んでいます。
私たち一条工務店は、こうしたすべての事業活動を通じて
社会的な課題の解決にも取り組み、持続的・発展的な循環を創り上げると共に
人の暮らしにも、社会にも、地球にもやさしい、
サステナブルな社会の実現を目指してまいります。
※2020年度のZEH、Nearly ZEH、ZEH Orientedの合計実績(北海道除く)
株式会社 一条工務店
代表取締役社長
社会への取り組み
活躍しながら働きやすい
環境づくり