既婚共働き男女1,350名に、「家での自身の家事分担の割合はどのくらいですか」と尋ねたところ、女性の約68%が家事の7割以上を担当していることがわかりました。(図1)
「家事の分担の割合に対して、満足していますか」という質問に、男性は「とても満足」12.4%、「満足」44.0%、「やや満足」29.8%と、約86%の人が家事分担に満足している一方で、女性は「とても満足」8.9%、「満足」22.9%、「やや満足」24.4%と、約56%まで下がることがわかりました。(図2)
「家事の分担の理想の割合はどのくらいですか」という問いに対して、男性女性とも1位は「自身:配偶者=5:5」で、女性の34.7%、男性の42.2%が回答しました。また、自身の割合を「6割以上」と選択した女性は半数以上いることがわかりました。(図3)
「ご自身が主に担当している家事はなんですか」と尋ねたところ、女性では「料理」が1位で約9割の方が回答。続いて2位「買い物」、3位「キッチン掃除」という結果になりました。男性の1位は「ゴミ出し」で約8割の人が回答、2位「浴室掃除」、3位「食器洗い」と続きました。(図4)
「配偶者にもっと担当してもらいたい家事」を尋ねたところ、女性の回答第1位は「部屋の片づけ」、2位「トイレ掃除」、3位「部屋の掃除」でした。一方、男性は半数以上が回答した「特にない」が1位となりました。(図5)
「配偶者が行った家事に対して、不満や気になる点はありますか」という問いに対して、「はい」と回答した人が、女性は約7割、男性は約4割で、女性の方が配偶者の家事に対しての不満を感じていることがわかりました。(図6)
続いて「はい」(不満がある)と回答した人に、「配偶者に家事に対しての不満を伝えますか」と聞いたところ、女性の2割以上、男性の3割以上が配偶者に家事の不満を伝えていないことがわかりました。(図7)
一方で、「配偶者に家事に対しての感謝を伝えていますか」という問いに、「よく伝える」「たまに伝える」と回答した割合を合わせると、女性が約9割、男性が約8割で、多くの人が配偶者に感謝を伝えていることがわかりました。(図8)
「家事で配偶者とケンカをしないためにしていることは何ですか」と尋ねたところ、第1位は、男性女性ともに「期待をしすぎない」でした。また2位「口を出さない」、3位「分担を決める」と、上位3位まで男性女性ともに同じ順位となりました。(図9)
「家事が負担だと感じたことはありますか」という問いに対しては、「とても感じる」、「やや感じる」を合わせると、女性の8割以上が負担と感じていることがわかりました。(図10)
「最も負担と感じる家事は何ですか」と聞いたところ、女性の1位は「料理」で、約半数の方が回答。他の項目と比べて、圧倒的に多いことがわかりました。一方で男性の1位は「特にない」でした。(図11)
続いて「家事を楽にするためにしていることはありますか」という質問に対しては、1位「食材のまとめ買いをする」、2位「冷凍食品を利用する」、3位「部屋干しをする」という結果になりました。(図12)
調査手法:オンラインアンケート
調査期間:2022年9月24日(土)~9月30日(金)
調査対象:共働きをしている既婚男女1,350名
回答者:男性493名、女性857名(20代186名、30代739名、40代279名、50代108名、60代36名、70代以上2名)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
今回の調査では、共働き夫婦における家事の実施状況や分担割合、配偶者への満足度、負担の感じ方が、女性と男性で大きく異なることがわかりました。家事は生活の上で避けて通れないものだからこそ、夫婦が家事をより楽に行える住環境が必要となります。一条工務店では、間取りや家事動線、収納など、家事の負担を軽くするための様々な工夫をした住まいづくりをご提案しています。
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一条の家は新鮮な空気が「24時間」家中を循環。「いつ」「どこに」干しても、洗濯物の表面から出る水分を運んで、乾きやすい環境をつくる、“部屋干し”仕様になっています。家中どこでも同じ環境だから、洗面所や和室だけでなく、ホールなどのちょっとしたスペースでもライフスタイルに合わせて気軽に部屋干しができます。
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