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花粉症の人が家族にもっと
気を遣ってほしいこと1位は
「なるべく窓を開けないでほしい」

健康
2024.2.7
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自宅内での花粉症に関するアンケート 2024
この記事の目次

花粉症の症状や対策について調査しました。

自宅内での花粉症に関する
アンケート2024

概要:オンラインアンケート
期間:
2023年12月16日(土)~2023年12月24日(日)
調査対象:花粉症と診断されている、または花粉症だと自覚している男女505名
アンケート結果の詳細はコチラ>

アンケート結果に関して、日本医科大学大学院医学研究科 頭頸部感覚器科学分野 教授 日本医科大学付属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科 部長、大久保公裕さんよりコメントをいただきました。

監修者のコメント

花粉症対策は皆で
考えることが重要

スギ・ヒノキ花粉症のシーズンは、おおよそ2月初旬から5月の連休あたりまでです。シーズン中徐々に花粉が多くなっていきますので、ピークが4月になるのはヒノキの影響も見逃せません。


またこの寒い時期に少し暖かくなると窓を開けて空気の入れ替えをしますが、花粉症患者さんにおいては、ご自宅ではレースのカーテンや網戸を閉めたままでの換気が求められます。花粉症患者さんのつらさは、花粉症になったことのない方には分からないつらさです。そのため、外出を制限し、仕事にも行きたくない憂鬱感も出て、広く社会の生産性へ影響があることも分かって来ています。


花粉症患者さん方の症状、QOLの悪化を止めるためにも、家族や周りの方々の協力も必要です。上手く家に花粉を入れない、持ち込まない、舞わせないことを皆で考えることが重要だと思います。

水上 淳史さん

大久保 公裕さん

日本医科大学大学院医学研究科
頭頸部感覚器科学分野 教授
日本医科大学付属病院耳鼻咽喉科・
頭頸部外科 部長

Question 01

2023年、実際に花粉症の症状が
出た月はいつですか?

最も多く花粉症の症状が出た月は4月 4月72.5% 3月69.5% 2月38.8%

※複数選択可

Question 02

2023年、屋外に比べて自宅にいる時に
症状がひどくなったように感じましたか?

6割以上の人が自宅でも症状が同程度、もしくはひどくなった 回答 自宅で症状はなかった6.9% とても軽くなった5.5% やや軽くなった26.3% 野外と自宅で症状は同程度出た35.4% ややひどくなった19.2% とてもひどくなった6.5%
Question 03

花粉症によって自身のパフォーマンスが
落ちると感じ​​ていますか?

やや落ちる・とても落ちる88.7% 花粉症でパフォーマンス低下を感じる人は約9割
Question 04

花粉症ではない人に、
もっと花粉症のつらさを
分かってほしいと思うことはありますか?

「花粉症のつらさ」に理解を求める人が7割以上 全くない4.6% あまりない20.2% たまにある37.2% よくある38.0%
Question 05

花粉症ではない同居の家族に
もっと
気遣ってほしいことはありますか?

もっと気遣ってほしいことの1位はなるべく窓を開けないでほしい なるべく窓を開けないでほしい33.1% 家に入る前に上着についた花粉を払ってほしい29.6% だるそうでも大目に見てほしい27.9% 洗濯物を外に干さないでほしい25.2%

※複数選択可

まとめ

今回の調査では、同居の家族に「なるべく窓を開けないでほしい」と感じている人が3割以上にのぼり、自宅内で屋内よりも花粉症がひどくなった、または同程度の症状が出ると感じている人も6割以上ということが分かりました。

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