誰もが暮らしやすい家って?

キッチンも洗面所も「コレがあったらいいな」がすでにある!オリジナル設備の充実ぶりに驚いた

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「暮らしのくふう」をお届けする小学館のwebメディア『kufura』編集長・サトウが、一条工務店を突撃取材するシリーズ連載。今回は「一条の家の収納や設備」について。

家探しでモデルハウスを訪れると、ついついキッチンの引き出しや洗面所の鏡の裏、開けちゃいますよね!私たちの家選びにとって「収納」とか「水回り」ってゆずれないポイントですから。

インスタグラムでこれらの情報を検索すると、「一条工務店のキッチン、ココが便利!」「一条の収納、こんな風に使ってます!」と「一条工務店オーナー」の投稿があふれています。でもなぜ「一条の家ばっかり?」と不思議に思ってたのですが、今回、一条工務店のショールームを取材してみてその理由がわかりました。

キッチン設備からゴミ箱、お風呂場のタオルフックに至るまで自社オリジナルで作っているからこそ、利用者の声をいかしてどんどんアップデートしてるんですよね。「うちの収納こんなにいいですよ!」と一条の家のオーナーさんたちが紹介したくなるのも納得です。

目が届く・手が届くシステムキッチン

今回、ショールームを紹介してくれたのは、一条工務店で店長を務める榊原詳樹さん。まずは、家の中心的役割を担うことも多いキッチン・ダイニングを案内してくれました。

まず見せてもらったのは、『ラシックシリーズ』のキッズカウンターキッチン。今はこんな工夫があるカウンターキッチンがあるんだ!と、まずその発想に驚き。

「この『キッズカウンターキッチン』は、キッチン側の作業台に比べて、カウンター側を一段低くしています。カウンターの高さが少し低くなっているので 座りやすく、お子さまのリビング学習に活用しやすい、と人気なんです。

カウンター側にもコンセントが付いていたり、カウンター下には教科書やタブレットなど学習アイテムを入れるキャスター付き収納も付属しています。ちなみにこの収納はキッチンと合わせたデザインなので、違和感なくお部屋になじみますよ。また、マグネットボードには時間割を貼れたり、照明もしっかりあるので、手元の明るさも問題ナシだったりと使い勝手もバッチリです」(以下「」内、榊原さん)

おぉ!これなら、勉強机としての環境も十分。それほど広いダイニングではなくても、効率的に空間を使えますね。

キッチン収納は、どの扉をあけてみても工夫されていて大充実、もちろん取り出しやすさも抜群と、設備自体の使いやすさが目をひきます。でも、あれ?ゴミ箱はどこに???

「キッチンで置き場所に悩む人が多いのが、ゴミ箱ですよね。そんなお声をユーザー様から多くいただいていたので、フルオープンの引き出しに、ぴったりセットできるサイズのゴミ箱を、オリジナルで作っちゃいました!

これなら最適サイズのゴミ箱を探す労力もかからないし、見た目もスッキリします」

ほー!初めからシンデレラフィットアイテムがセットされてるなんて素晴らしい〜。便利〜。でもなんでこんなことが可能に?

「一条工務店のキッチンは、すべて当社オリジナルで作っているんです。キッチン専門メーカー様から取り寄せたものを組み合わせるのではない、というところが特徴で。

ですので、お客様からの要望をすぐにデザインに取り入れたり、“ここはちょっと使いづらい”というお声を反映して、改良することも可能なんですよ。オリジナルで作っているからこそ、“ゴミ箱のフタだけ壊れてしまって交換したい”というご要望にも、お応えしています」

なんと!一条工務店は家を造る会社……といっても、まさかキッチン設備やゴミ箱に至るまでオリジナルで作ってるなんて思いませんでした。

床暖房つき浴室は使い勝手も掃除もラクラク!

次に案内してくれたのは浴室です。あれ?床が暖かい?

「はい、全館床暖房を採用している一条工務店の家では、脱衣所から浴室の洗い場まで、すべて床暖房になっています。ヒートショックや湯冷めの心配も少ないので、いつでも快適なバスタイムが過ごせます。小さなお子さまと一緒でも安心です」

冬のお風呂(脱衣所も!)が寒すぎてつらい……という経験をしたことがある方、コレは感動ものですよ。さらによく見ると、シャワーフックが普通より高い位置にありませんか……?

「あ、気づきましたか?このフックはマグネット式になっていて、高さが自由に変えられるんです。背が高いお父さん用には高めに、お子さま用には低い位置に、と自由にセットが可能。

一条工務店の『グレイスシリーズ』『ラシックシリーズ』では、バスルームにある鏡、タオル掛け、シャワーフック、ランドリーパイプ、すべてが着脱可能なマグネット式なんです

え〜!鏡までマグネット式とは!実際に着脱してみると、かなり強力なマグネットで、外れてしまう心配もナシ。これなら、子どもの成長にあわせてタオル掛けや鏡の位置を変えることもできたり、すべて外してバスタブでつけ置き洗いもできるので、掃除がめちゃくちゃラクだったりと、メリットいっぱいですね。

「実は『グレイスシリーズ』のオプションには、自動洗浄機能付きのバスタブもあるんですよ!」

お風呂の自動洗浄機能!そんなものまで。もう最高です!ちなみに市販のお風呂用洗剤が使えるそうで、こちらも嬉しいポイント。

収納すごっ!の洗面化粧台は、家族みんなが使いやすい

最後になんだかんだと物が増えがちな洗面所。今回見せてもらった『グレイスシリーズ』のドレッサー裏は、まるでコックピット!

「カウンター下は、フルスライド式のキャビネットになっているので、奥のものまで無理なく取り出せます。また、シャンプーや洗剤など、背の高いボトルを入れやすいスペースがあったりと、それぞれの使い勝手に合わせた、かゆいところに手が届く収納スペースを作っています」

洗面台のミラーの裏がまたスゴイ。収納スペースにもコンセントがあって、これなら電動歯ブラシや髭剃りの充電がココに入れたまま可能。またティッシュ専用の吊り下げ式収納もあって、鏡の扉を開けずとも下からシュッと取り出せる!ブラボー。

「収納だけでなく、掃除のしやすさにもこだわっています。たとえば水道の蛇口は壁付けに。こうすると蛇口の根元に水が溜まって水垢の元に……という悩みから解放されますよね。また掃除がラクなだけでなく、洗面ボウル周りも広々と使えます。限られたスペースですからなるべく有効に使っていただきたいので」

この至れり尽くせり感……!これはついつい写真に撮ってインスタにアップする気持ち、わかります。だってこの便利さ、共有したいですから。

「一条工務店の家」のオーナー同士が、いつしかチームに!

細かいところまで配慮が行き届いた住宅設備、実際に一条工務店で建てた家に住んでいるオーナーさんからの声をフィードバックして、改良に改良を重ねているんだとか。だからこそ、時代のニーズに合わせた満足度の高いものにアップデートされていくんですね。

また、今回取材をしていて思ったのは、キッチンや洗面台などがすべて「オリジナル設計」なのも大事なポイントなんだなあ、ということ。

たとえば一条工務店の『グレイスシリーズ』など、同じシリーズの住宅設備を使っている方は、キッチンや洗面台のサイズも仕様もほぼ同じ。オーナーさんそれぞれが好みの専門メーカーのものをドッキングして造る家とはそこが違います。

みんな同じサイズのキッチン・洗面台だからこそ、「うちではこの引き出しをこう使ってます!」とか「この棚はコレを入れるとシンデレラフィットです!」などの情報が、そのまま同じオーナー仲間の役に立つんですね。

「#一条工務店」でインスタグラムを検索してみると、そこで共有されている暮らしの知恵の豊富さと詳しさに驚きます。また、投稿したオーナーさん同士がコメントをし合って、まるで“チーム一条工務店”のように会話が発展していってることも。

一条の家の「先輩オーナーさん」たちが、インスタグラム上にたくさんいる、という状況もまた、これから家を買う「新入りオーナーさん」にとっては、なにより心強いんだろうなあと気づいた、編集長・サトウなのでした。

イラスト/朝倉千夏

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