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楽ラクすっきり大掃除《後編》
2023.12.15
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12月になって気になり始めるのが、年末の大掃除。でも「面倒くさいし、ヤル気も出ないし・・・」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、そんな大掃除を効率的に進めて、心もお部屋もすっきりできるテクニックを、家事研究家の高橋ゆきさんに伺いました。手間をかけずにキレイに掃除ができる、ちょっとしたコツや工夫を前後編に分けてご紹介します。さぁ、楽しくラクして、キレイな家で一年を締めくくりましょう!
※今回ご紹介する掃除方法は、お住まいの設備、仕様、素材などにより該当しない場合がございます。
後編はこちらから
12月になって気になり始めるのが、年末の大掃除。でも「面倒くさいし、ヤル気も出ないし・・・」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、そんな大掃除を効率的に進めて、心もお部屋もすっきりできるテクニックを、家事研究家の高橋ゆきさんに伺いました。手間をかけずにキレイに掃除ができる、ちょっとしたコツや工夫を前後編に分けてご紹介します。さぁ、楽しくラクして、キレイな家で一年を締めくくりましょう!
※今回ご紹介する掃除方法は、お住まいの設備、仕様、素材などにより該当しない場合がございます。
掃除中にあわてたり、あせったりすると、ムダな力が入って家具や住まいにキズをつけてしまうことが・・・。そうならないために、計画性を持って、丁寧な掃除を心がけましょう。また、自分や家族が心地よく過ごせるようにとやさしい気持ちで取り組めば、前向きに掃除ができます。
家族とはいえ、気になる汚れやキレイの理想は人それぞれ。お互いの価値観もふまえながら、掃除する場所や役割分担、スケジュールを決めましょう。話し合いをすると、普段掃除をしない人も、自分ゴトになって参加しやすくなるというメリットもあります。
お気に入りの場所がキレイになれば、気分が上がって、自然と他の場所も掃除したくなるもの。特にステンレスの水栓や鏡などの輝く場所からピカピカにするとモチベーションアップにつながります。
掃除する前の状態を撮影して、散らかっている場所を客観的にチェック。掃除後に掃除前の写真と見比べることで、達成感がアップする効果も!さらに、掃除後にも写真を撮り、 今後の“キレイな状態” の基準にしましょう。
一日で家中を掃除しようとするのは、挫折の原因になりがちなのでNG。週末に合わせて4回など、複数回に分けて無理なく進めましょう。寒さが厳しくなる前に窓などの外回りから始めて、最後にリビングで終わるスケジュールを立てると、新年をキレイな環境で迎えられますよ。
ホコリは下に落ちるので、上から順番に始めて最後に床を掃除するのが効率的。床や棚などは、奥から手前に向かって掃除すれば、ホコリの取りこぼしを減らせます。
掃除を始める前に、窓やドアを2ヵ所開けて、風の通り道をつくりましょう。奥に潜んでいたホコリも出てきて、スムーズに掃除できます。
ぞうきんは、手のひらに収まる大きさに折りたたんでください。自分のカラダの一部のような一体感が生まれ、きちんと圧をかけて拭くことができます。
ワイパーのように往復させて拭くのはNG!拭きムラが残ったり、キズがついたりしてしまいます。往復させずに一定方向に拭くようにしましょう。
基本的な心構えやチェックポイントが分かったところで、実際に効率的な掃除テクニックをエリアごとに順を追って見ていきます。寒い時期は、外とつながる「窓」「玄関」からキレイにしていくと、後がどんどん楽になりますよ。
窓掃除で大切なのは、いろんな角度から窓を見ること。立ったり、座ったりして目線を変えると、泥や手アカ、拭きムラなどが見つけやすくなります。
ガラスクリーナーは、ガラス面にアルファベットの「Z」を描くように吹きかけるのがポイント。重力でクリーナーが下に落ちて、まんべんなく広がります。
いきなり全体を水拭きすると、汚れがかたまりになってしまうので逆効果。まずはスポンジのやわらかい面を使って、窓についた泥などをこそぎ落とすようなイメージで取りましょう。
いきなり全体を水拭きすると、汚れがかたまりになってしまうので逆効果。まずはスポンジのやわらかい面を使って、窓についた泥などをこそぎ落とすようなイメージで取りましょう。
ガラスクリーナーは、ガラス面にアルファベットの「Z」を描くように吹きかけるのがポイント。重力でクリーナーが下に落ちて、まんべんなく広がります。
濡らして固く絞ったぞうきんで拭いてから、次は乾いたぞうきん、最後に古Tシャツなどで仕上げ拭きをすると、拭きムラがなくキレイに仕上がります。一定方向で拭く基本を忘れずに。
玄関掃除は土間から始めがちですが、まずは靴箱や棚の上など、目線の高さにある箇所からキレイにしましょう。達成感が生まれて、次の掃除のヤル気もアップします。
軽く濡らして絞った新聞紙を手のひらサイズに丸めて4、5個ほど土間全体にまき、ホウキで集めれば、濡れた新聞紙が細かなホコリを取り去ってくれます。
中を空っぽにしてホコリを取ったら、エタノールアロマをつけたぞうきんで拭きましょう。消毒効果もあり、良い香りがする、一石二鳥のアイデアです。
スプレーボトルに無水エタノール(80ml)とお好みのアロマオイル(20~25滴)を入れてよく混ぜます。最後は精製水(20ml)を加えてさらに混ぜればできあがり!
※布などの材質によってはアロマオイルがシミになる可能性があります。 はじめに目立たないところでお試しください。
後編では、リビングやキッチン、浴室など部屋ごとに役立つ便利なお掃除のテクニックを紹介します。
後編はこちらから
※本記事は「iikoto」2022年12月号を再編集したものです。掲載情報は発行当時のものになります。
監修・家事研究家
高橋ゆきさん
家事代行サービス 「ベアーズ」 の取締役副社長。 “楽ラク&キレイ”をテーマに、掃除を「生活の知恵を伝える、親子や夫婦の楽しいコミュニケーションの場」として提唱。 2016年のTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」では家事監修を務める。 雑誌・テレビ・WEB等で幅広く活躍。
『iikoto』は、豊かに、健やかに、楽しく暮らすためのヒントが詰まった、一条のライフスタイルマガジンです。無料でプレゼントいたしますので、バックナンバーページからぜひご請求ください。
※本記事は『iikoto』(2022年12月号)の特集をもとに編集しています。
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