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  • 住宅ローンを借入期間20年と35年で比較。月々の返済額の違いは?

2020.11.02

お金と住まい 2-9[住宅ローン]

借入期間20年と35年で比較。
月々の返済額の違いは?

借入期間20年と35年で比較。月々の返済額の違いは?

賢い家づくりは、賢い資金計画から。
住宅ローンの種類や、それぞれの特徴を学びましょう。

今回は、住宅ローンの借入年数について解説します。

20年と35年ではこれだけ違う

20年と35年ではこれだけ違う

2,900万円のローンを20年で借りるか、35年で借りるか。
月々の返済額はどれだけ変わるのでしょう?

[借入額2,900万円・返済期間20年・金利1.5%・元利均等返済]で計算すると、月々の返済額は約14万円です。返済期間を15年長くし、[借入額2,900万円・返済期間35年・金利1.5%・元利均等返済]になると、月々の返済額は約9万円です。

金利1.5%・元利均等返済

毎月返済額 返済期間【20年】
の借入可能額
返済期間【35年】
の借入可能額
9万円 1,900万円 2,900万円
10万円 2,100万円 3,300万円
12万円 2,500万円 3,900万円
14万円 2,900万円 4,600万円

つまり、返済期間を15年長くすると、月々の支払いが約5万円下がります。

返済期間を短くした場合の返済額シミュレーション 返済期間を短くした場合の返済額シミュレーション

ただし、返済期間20年の総返済額が3,359万円であるのに対し、返済期間35年の総返済額は3,730万円と、371万円高くなります。月々の返済額を抑えるか、総返済額を抑えるか、優先順位をつけたうえで借入年数を決めるようにしましょう。

返済期間を長くした場合の返済額シミュレーション 返済期間を長くした場合の返済額シミュレーション

この記事のまとめ

借入年数を長くした場合

  • メリット:月々の返済額が下がる
  • デメリット:総返済額が上がる

借入年数を短くした場合

  • メリット:月々の返済額が上がる
  • デメリット:総返済額が下がる

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