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2020.11.02
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この記事の目次
賢い家づくりは、賢い資金計画から。
住宅ローンの種類や、それぞれの特徴を学びましょう。
今回は、収入合算について解説します。
最近は共働きの夫婦が増えてきました。
夫婦ともに収入がある場合、収入合算という方法も考えられます。
収入合算とは、たとえば夫婦2人の収入を合算してローンを借りる方法。
1人だけの場合よりも収入が多い計算になり、住宅ローンの借入可能額を高めることができます。
連帯債務や連帯保証、ペアローンなど、形態はいくつかありますが、ここでは資金シミュレーションのみご紹介することにします。
夫婦が主債務者と連帯債務者に(連帯債務者は主債務者と同等の返済義務を負う)
夫婦が債務者と連帯保証人に(債務者が住宅ローンを返済できなくなった場合には、連帯保証人が代わりに返済義務を負う)
夫婦がそれぞれ住宅ローンを借入れること(2本立てのローン)
仮に夫の年収が600万円、妻の年収が300万円とします。
【借入限度額】のパートにもあるように、年収600万円の夫であれば、返済比率25%で計算すると、毎月の返済額は12.5万円です。
さらにこれを[返済期間35年・審査金利3%・元利均等返済]の条件で割り戻すと、
約3,200万円の借入が可能となります。
一方、妻と収入を合算して世帯年収900万円となった場合、
同条件で計算すると、毎月の返済額は18.75万円となります。
これを[返済期間35年・審査金利3%・元利均等返済]で割り戻すと、
約4,800万円の借入が可能となります。
収入が1.5倍になっているので、借入可能額も1.5倍になるのは当たり前の話なのですが、収入合算についても一度検討してみてはいかがでしょうか?
ただし、借入額が増えれば毎月の返済額も増えますので、夫婦2人で長期にわたって無理なく返済できる金額か、よく話し合って判断することが大切です。
1人の収入では
住宅ローンの審査が難しい、
希望金額に満たない場合、
収入合算を検討してみては?
ただし、将来的に働き手が
1人になった場合でも、
無理なく返済できる額の借入に
しておきましょう。
2020.11.02
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