繰上返済 返済額軽減型のメリット
2020.11.02
月々の返済が軽くなる?返済額軽減型のメリットを解説
この記事の目次
賢い家づくりは、賢い資金計画から。
住宅ローンの種類や、それぞれの特徴を学びましょう。
今回は、住宅ローンの繰上返済、返済額軽減型のメリットについて解説します。
繰上返済で月々の返済を軽く
支払う期間を変えず、月々の返済額を下げるのが、
返済額軽減型の繰上返済です。
繰上返済とは、毎月の返済とは別に、借入額の一部(あるいは全額)を返済することを言います。繰上返済には、返済期間を短くする期間短縮型と、毎月の返済額を減らす返済額軽減型の2種類があります。
返済額軽減型の繰上返済(元利均等返済の場合)
ここでは、返済額軽減型のシミュレーションを[借入額2,900万円・返済期間35年・金利1.5%・元利均等返済]という条件で行ってみます。当初、月々の返済額は8.9万円、総返済額は3,730万円ですが、返済開始から1年後に100万円の繰上返済した場合、それらの金額はどれだけ軽減されるのでしょう?
2ヶ月目以降の月々の返済額は8.6万円、総返済額は3,700万円に。
つまり、100万円の繰上返済で月々の支払いは2,000円、総返済額は約30万円抑えられる、ということになります。
※繰上返済をする時期によって総返済額は異なります。できるだけ早期に、できるだけ多額の繰上返済を行うと、カットできる利息が多くなります。
この記事のまとめ
<返済額軽減型の繰上返済>
- 支払う期間は変わらない
- 月々の返済額が下がる
月々の返済額を減らしたい人には、
返済額軽減型の繰上返済が
おすすめです。
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