金利タイプ 違いをチェック!
2020.11.11
変動金利と固定金利の特徴やメリットデメリットを解説
この記事の目次
ここでは、変動金利と固定金利、それぞれの特徴について解説します。
“お得な”変動、“安心の”固定
金利タイプは変動金利型と固定金利型にわかれます。
また固定金利型には、固定期間選択型と全期間固定金利型があります。
それぞれどんな特徴で、どんなメリット・デメリットがあるのか、見ていきましょう。
住宅ローンの金利タイプ
変動金利型
<①変動金利型>
返済期間内の金利が変動
固定金利型
<②全期間固定金利型>
返済期間中の金利がずっと固定
<③固定期間選択型>
一定期間の金利が固定
①変動金利型
変動金利型は、返済期間内に金利が変動するタイプの住宅ローンです。
金利は半年ごとに見直され、それが返済額に反映されるのは5年ごと。
金利が下がれば返済額は減り、金利が上がれば返済額が増えます。
メリットは、固定金利型よりも金利が低いこと。
ただし、将来的に金利が上昇し、返済が苦しくなることも考えられます。
そんなリスクにも余裕資金で繰上返済ができる夫婦共働きの家庭などであれば、変動金利型が向いていると言えるでしょう。
とにかく月々の支払いを抑えたいなあ
そういう人には変動金利が向いているかもしれませんね
②全期間固定金利型
全期間固定金利型は、借入期間中の金利がずっと固定されています。
一般的に変動金利型や固定期間選択よりも当初の適用金利が高くなりますが、借入期間中に金利が変動したとしても返済額は変わりません。
子どもがいる家庭の場合、住宅ローンの返済額が一定であれば、教育資金など、そのほかのマネープランが立てやすくなります。
ただし、低金利水準が今後も続けば、変動金利型と比べて総返済額が多くなる可能性はあります。
毎月の支払い額が変わらないのが安心でいいわ
固定なら金利が変動しないので、返済計画が立てやすいですよ
③固定期間選択型
固定期間選択型では、3年間、5年間、10年間など、一定期間の金利が固定されています。
期間終了時点で金利を再設定し、返済額が見直されます。
再度固定期間を選択するか、変動金利型に切り替えるかも任意。
“お得な”変動と、“安心の”固定をミックスさせた形とも言えます。
ただし、固定期間終了後に金利が上昇していた場合、返済額は増えてしまいます。
また、全期間固定型のように最初の時点で総返済額を知ることはできないため、長期に渡るマネープランを立てたい方には不向きかもしれません。
変動と固定、結局どっちがいいんだろう?
それぞれの特徴を合わせたプランもあります
この記事のまとめ
-
返済期間内に金利が変動する変動金利型
とにかく月々の支払いを抑えたい方におすすめ -
借入期間中の金利がずっと固定されている全期間固定金利型
完済するまでの返済計画を最初から決めておきたい方におすすめ -
一定期間の金利が固定されている固定期間選択型
変動金利型と全期間固定金利型、
それぞれのメリットをとりたい方におすすめ
あなたのライフプランに合わせて
金利タイプを選ぶことが重要です。
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