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押さえておきたい! 贈与税のポイント
2022.04.01
贈与税とは?自己資金を親から贈与してもらうとどうなる?
この記事の目次
賢い家づくりは、賢い資金計画から。
住宅ローンの種類や、それぞれの特徴を学びましょう。
今回は、親からの贈与について解説します。
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資金援助を受ける際にかかる贈与税
住宅を購入・新築する際、親や祖父母から資金援助を受ける人もいるでしょう。その際、覚えておきたいのが贈与税です。
贈与税は、個人がその一年の間(1月1日から12月31日)に他の個人(身内はもちろん他人も含め)から財産の贈与を受けた場合に課税される税金です。ただし、贈与を受けた価額から基礎控除額の110万円を差し引くことができ、控除後の価額が0円を超えた場合にのみ課税されることになります。つまり、 贈与を受けた価額が110万円を超えなければ無税であり、申告する必要もありません。
税率は課税価額によって変わり、たとえば基礎控除後の課税価額が200万円以下の贈与であれば税率は10%、400万円以下が15%、600万円以下が20%です。
※贈与を受けた年の1月1日現在において18歳以上の子が父母または祖父母から贈与を受けた場合
さらに、住宅の購入・新築・増改築等をするための資金を、親や祖父母からもらう場合には、住宅取得等資金贈与の非課税の特例が利用できます。これにより 最大1,000万円の贈与まで贈与税が非課税となりますので、ぜひ覚えておいてください。なお、この特例の適用期限は2023年12月31日 までです(情報提供日:2022年3月31日)。
※詳しくは、【家の税金】のページで
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この記事のまとめ
住宅の購入・新築・増築を
するための資金を、
親や祖父母に援助してもらう場合
住宅取得等資金贈与の非課税
という制度が利用可能
これにより最大1,000万円の贈与まで
贈与税が非課税に
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住宅ローン住宅取得等資金贈与の非課税住宅贈与税基礎控除額自己資金贈与贈与税贈与税非課税今読まれている記事
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