審査基準は? 銀行ローンの特徴
2020.11.02
銀行の住宅ローンの特徴や審査基準を解説
ここでは、銀行ローンの金利タイプや審査基準、保証の仕組みについて解説します。
【フラット35】に比べ
選択肢が多い住宅ローン
都市銀行や地方銀行、信用金庫など、さまざまな金融機関で住宅ローンを借りることができます。最近はネット銀行の住宅ローンも注目されています。
銀行ローンにはどのような特徴があるのでしょうか。
特徴1:金利タイプが選べる
銀行ローンの金利タイプは、変動金利型のほか、全期間固定金利型、固定金利選択型(2年固定・3年固定・5年固定・10年固定等)があります。各金融機関で優遇金利が設けられている場合もあります。
※優遇金利:金融機関が定める条件を満たした場合、店頭金利から差し引かれる金利のこと。優遇金利の数字の分だけ金利をマイナスするため支払額が抑えられる。
<変動金利型>
金利が1年に2回見直され、
それに応じて返済額が5年ごとに変わるタイプ
<全期間固定型>
契約時点で借入期間中の金利が
固定されるタイプ
<固定期間選択型>
借入当初から3年、5年、10年などの
一定期間中の金利が固定されるタイプ
特徴2:審査基準は返済能力を重視
住宅ローンの審査は、①物件(土地・建物)の担保価値と、②借りる人の返済能力についてチェックされ、銀行ローンでは 後者が重視されています。なお、返済比率の審査基準は、住宅ローンと他のローン(マイカーローン・カードローン等)の年間返済額の合計が年収の30~40%以内であることと言われており、金融機関によって差があります。さらに、銀行ローンは収入の安定度も審査の対象。転職したばかりなど収入が安定しない人は借りにくい傾向にあります。
特徴3:保証会社による保証が必要
銀行ローンの場合、保証会社に保証料を支払う必要があります。保証料とは、ローンの返済ができなくなった際、保証会社に肩代わりしてもらうためのお金です。なお、保証料の支払い方法には、現金一括払いの外枠方式と、月々のローン支払いに組み込む内枠方式の2種類があります。
この記事のまとめ
<銀行ローンの特徴>
- 金利タイプが選べる
- 審査基準は返済能力を重視
- 保証会社による保証が必要
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