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11-1 憧れのライフスタイル

こだわりキッチン レイアウトや形など

2021.11.04

理想のキッチンの選び方!収納、サイズ、レイアウトまで解説!

キッチンのレイアウトや形、サイズ、収納について

キッチンのレイアウトや形、 サイズ、収納について

料理は毎日のことなので、できるだけ効率よくしたいもの。家づくりの中でも特にキッチンにはこだわりたい、という人は多いのではないでしょうか。
レイアウトや形、サイズ、収納など、キッチンの選び方について解説していきます。

クローズドタイプ?
それともオープンタイプ?

まずキッチンのレイアウトは、クローズドタイプオープンタイプ、その2つの間に位置するセミオープンタイプ3種類に分けられます。それぞれどんな特徴があるのか、見ていきましょう。

①クローズドタイプ

クローズドタイプ 01:汚れや臭いが他のスペースに広がりにくい 02:来客時に散らかっていても見えにくい 03:料理に集中できる
クローズドタイプのキッチンは独立型とも呼ばれ、入り口以外の3方向が壁に囲まれています。メリットとしては、汚れや臭いが他のスペースに広がりにくく、急な来客時に物が出ていてもリビング・ダイニングからは見えにくい、という点が挙げられます。また、料理に集中したい人はクローズドタイプが向いていると言えるでしょう。

②オープンタイプ

オープンタイプ 01:家族とのコミュニケーションが取りやすい 02:カウンター越しに配膳できる 03:2人以上でキッチンに立ちやすい
リビング・ダイニングとキッチンの間に間仕切りがないのが、オープンタイプのキッチンです。特にリビング・ダイニング側を向いて料理ができる対面式のカウンターキッチンは、人気の高いタイプ。家族とのコミュニケーションを取りやすく、カウンター越しに配膳することができるというメリットもあります。

③セミオープンタイプ

セミオープンタイプ 01:ほどよい開放感 02:家族とのコミュニケーションと汚れや臭いの軽減を両立 03:目隠し効果も期待
クローズドタイプとオープンタイプ、2つの間に位置するのがセミオープンタイプのキッチンです。開口部のある壁や吊り戸棚を設置することで、キッチンとリビング・ダイニング間をゆるやかに仕切ります。家族とのコミュニケーションの取りやすさと汚れや臭いの軽減を両立し、多少の目隠し効果も期待できます。

キッチンの形状で
作業効率が変わってくる?

キッチンにはさまざまな形があり、それによって作業動線や料理のしやすさも変わってきます。ここでは、Ⅰ型・L型・アイランド型、3つの形のキッチンをご紹介します。

①Ⅰ型キッチン

Ⅰ型キッチン
Ⅰ型のキッチンはもっともオーソドックスな形で、コンロと調理スペース、シンクが横並びになります。壁付式と対面式があり、間取りの都合上、広いキッチンスペースが取れない場合でも、効率的に配置することができます。

②L型キッチン

L型キッチン
L型のキッチンは、コンロ・シンク・冷蔵庫を結ぶ三角形の作業動線が確保しやすい形です。L字の部分を壁付式にするか対面式にするかは、作業効率や生活スタイルによって選びましょう。いずれにしても、Ⅰ型のキッチンと比べると広いスペースの確保が必要となります。

③アイランド型キッチン

アイランド型キッチン
周囲に壁がなく、文字通り島のように設置されているのがアイランド型のキッチンです。戸棚等を設けず、オープンなつくりになることが一般的。左右に通路スペースがあることで人がすれ違う動作が減るため、複数人がキッチンに立って料理をすることにも適しています。

キッチンの幅・奥行き・高さは
どれくらい?

システムキッチンの幅は2m10cm・2m40cm・2m55cmが多く、奥行きは60〜70cmが標準的です。また、床から天板までの高さは通常、80cm・85cm・90cmの3種類がラインナップされています。広いほど作業スペースをとることができますので、必要な広さについても自宅やショールームで確認しましょう。

一般的に「身長÷2+5cm = 最適な高さ 身長160cmの場合「160cm÷2+5cm = 85cm」 一般的に「身長÷2+5cm」= 最適な高さ 身長160cmの場合「160cm÷2+5cm = 85cm」

注文住宅では、多くの場合、キッチンのサイズ調整が可能です。特に高さについては、身長によって使い勝手が大きく変わり、天板が低いと腰に負担をかけてしまうことにもなるため、使う人に合った高さに調整しておいたほうがよいでしょう。一般的には、「身長÷2+5cm」が最適な高さとされています。上記のイラストも参考にしてみてください。

収納スペースはどう活用する?

システムキッチンの収納スペースは、作業台の下に設けられています。フライパンや鍋、包丁、調味料、ゴミ箱など、収納するものに応じて効率よく綺麗に片付けられるよう工夫されています。

キッチンの収納スペース1 キッチンの収納スペース2 キッチンの収納スペース2 キッチンの収納スペース2

フライパンや鍋蓋は、ファイルボックスなどを使って立てて収納すると、スペースを有効活用でき、見た目もスッキリします。重ねたフライパンを一つひとつ持ち上げる必要がなく、倒れる心配もありません。また、カトラリー収納は細かく仕切り、ひとつの枠の中に複数のアイテムを詰め込みすぎないことがポイント。可動式の仕切りであれば、アイテムのサイズに合わせてスペースを調整することができます。

収納事例

さらに、食品や飲料のほか、使用頻度の低い調理器具等をストックするパントリー(食品庫)をキッチン横につくる事例も、最近は多く見られます。

キッチン収納はただスペースがあるだけではなく、どのようにつくられているかで使い勝手が大きく変わります。以下のポイントを押さえると、スペースをフル活用できるのでお勧めです。

  • ・引き出しタイプは、扉タイプに比べ、収納スペース全体を見渡しやすい
  • ・スライドが100%引き出せると、奥のモノが取り出しやすい
  • ・間仕切りが細かく入っていると、整理がしやすい(可動式だとなおよい)
  • ・吊り戸棚は左右に開く扉より、下から上に開く扉の方が開けやすい
  • ・吊り戸棚がダウンウォール式だと、上部の物が取りやすい
バナー11-1 バナー11-1 ▲一条のキッチンについて詳しくご紹介しているページです

この記事のまとめ

キッチンのレイアウト

①クローズドタイプ

②オープンタイプ

③セミオープンタイプ

キッチンの形

①Ⅰ型キッチン

②L型キッチン

③アイランド型キッチン

キッチンのサイズ

高さは「身長÷2+5cm」が最適

キッチンの収納

仕切りを工夫することがポイント

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Ⅰ型L型アイランド型オープンタイプカウンターキッチンキッチンクローズドタイプコンロセミオープンタイプ壁付式対面式独立型調理スペースシンク