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2020.11.02

お金と住まい 4-3[家の保険]

どこまでカバーできる?
家財保険の補償内容を解説

どこまでカバーできる?家財保険の補償内容を解説

住宅の建築や購入は高額になるため、それ相応のリスク回避が必要です。
火災保険、地震保険、家財保険など、家にまつわる保険について、
対象範囲や保険料の目安をお伝えします。

今回は、家財保険の補償内容や保険料、その他注意点について解説します。

家財保険とは?
家財保険とは?

家財保険とは?

家財保険とは、火災保険契約のうち家財のみを対象とする保険のことです。
建物の中にある生活用動産(動産とは、不動産以外のすべての財産のこと)、および高額な貴金属等が家財として補償されます。たとえば、造りつけのウォークインクロゼットは建物の一部ですが、動かすことのできるタンスやチェストは家財です。ほかにも、家電や食器、衣類も家財で、補償対象となります。ただし、自動車や動物、植物、通貨などは家財には含まれず、補償の対象にはなりません。

また、火災保険同様、盗難(泥棒によって窓ガラスが割られた、身の回り品や家具が盗まれた)も対象とすることが可能です。

家財保険の補償内容

生活用動産

生活用動産

不動産以外のすべての財産、
高額な貴金属等も含む

①家財の保険金額

家財については、建物と違い、保険金額の範囲が制限されないケースがほとんどです。当然、保険金額を高くすればするほど保険料は高くなり、低くすれば安くなります。

ただし、実態以上の補償をつけたとしても、事故が起きた場合には被害状況を提出する必要があるため、被害金額分しか保険金は出ません。逆に、保険料を抑えるために実態より少なく保険にかけていた場合、買い直しの金額に足りなかったとしても、支払われる保険金はかけた保険金額が上限になります。

②家財保険の保険料

家財保険の保険料も、火災保険同様、建物構造によっても変わります。T構造(省令準耐火)であれば、1年間で数千円程度です。

この記事のまとめ

家財保険は
火災保険契約のうち家財のみ
を対象とする保険

補償対象:
建物の中にある生活用動産や高額な貴金属等

保険料:
T構造(省令準耐火)であれば1年間で数千円程度

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