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2021.11.04
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たくさんのモノがあふれている現代。気が付けばいつの間にか家中がモノだらけになってしまい、いざ片づけようと思っても、どこから手をつければいいのやら…。そんな時、強い味方になるのが断捨離です。今回は、気軽に始められる断捨離のノウハウについて、提唱者のやましたひでこさんにお話を伺いました。
断捨離®︎ はやましたひでこさんの登録商標です。
モノを「とりあえず買う」ことはあっても、「とりあえず捨てる」ことは、あまりないのではないでしょうか。捨てるためには、「捨てる」という明確な意志を持つ必要があります。その方法が、断捨離です。
本当に必要なモノだけを取り入れ、不要なモノを手放すことで、身軽で快適な生活へと近づいていきます。
余計なモノが家に入ってくることを食い止めましょう。
買ったり、もらったりするのは、本当に必要なモノだけ。
すでにあるモノを一つひとつ吟味して、お気に入りだけに絞りましょう。
明らかに不要なモノは一刻も早く手放すこと。
「断」と「捨」をくり返すことでモノの循環が促され、執着がなくなり、自分にとって真に価値のあるモノが見えてきます。
モノがのっていなければ、サッと拭ける。
何が本当に必要なのかがわかり、
余計なモノに手を出さなくなる。
探し物の時間が減る。
どれを使うか悩まなくなる。
キレイな部屋だと見晴らしもよくなり、
ストレスも減る。
なんだか難しそうなイメージがある断捨離。でも、コツと手順さえわかれば誰でも実践できるもの。ここでは、断捨離を始めるための心得と基本的な流れをご紹介します。
「何からはじめよう…」となかなか捨てられないときは、まず目の前のモノをひとつ捨ててみましょう。あったときは「ないと不安…」だと思っていたモノでも、なくなってみれば意外と大丈夫なことに気づくはずです。
“捨てる”ハードルを下げるために、財布の中身や引き出し一段など、小さな区画から取りかかるのも効果的。一ヵ所でもスッキリすると達成感が得られて自信がつき、徐々に大きな場所にも挑戦できるようになります。
断捨離を始めると今まで意識しなかったモノまで見えてきて「捨てても捨ててもなくならない」と錯覚することが。でも、確実にモノは減っているから大丈夫。「今日はこれだけ捨てられた!」という加点法で自分を励まして。
断捨離は最初から完璧を目指さなくても大丈夫。二回三回とくり返すことで自分の中の「捨てる・捨てない」の判断基準が磨かれ、今の自分に本当に必要なモノだけが残るようになります。
4カ条の心得が分かったところで、実際に断捨離を行う際の手順についてご紹介します。
まずは、持っているモノを把握することから。断捨離したい場所のモノをすべて出して、床やテーブルの上に並べ、全体量を俯瞰します。出して広げることで、今まで見えなかったモノまで一つひとつ確認できます。
広げたモノを3つの“ふるい”にかけて、取捨選択していきます。
最初に捨てるべきは、「なんで残しているの?」というようなゴミやガラクタ。壊れているモノ、汚れているモノ、存在を忘れていたモノ…もう用ナシのモノから捨てていきましょう。
今の自分にとって本当に必要なモノだけを残していきます。「高かった」「人にもらった」「いつか使える」「愛用していた」モノであっても、“今の自分”が使わないなら、処分しても困りません。
さらに自分の感覚・感性に素直になって、「便利だけど、なくても困らない」「今の自分には相応しくない」「違和感や不快感を覚える」などの「不要・不適・不快」なモノを手放していきましょう。
収納場所をキレイに掃除して、残ったモノを置き直してみましょう。自分にとって心地よいモノだけに厳選することで、一気に空間が洗練された印象になります。
気持ちよく片付いた快適な部屋をイメージして、楽しみながらトライしてみませんか。
※本記事は「iikoto」2023年12月号を再編集したものです。掲載情報は発行当時のものになります。
SUPERVISOR 一般財団法人「断捨離®︎」代表
やました ひでこさん
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片付け」に応用提唱し、誰もが実践可能なメソッドを構築。その提案は、年齢、性別、職業を問わず圧倒的な支持を得ている。『新・片づけ術 断捨離』をはじめとするシリーズ書籍は、アジア、ヨーロッパ各国において20言語以上に翻訳され、国内外で累計700万部を超えている。
『iikoto』は、豊かに、健やかに、楽しく暮らすためのヒントが詰まった、一条のライフスタイルマガジンです。無料でプレゼントいたしますので、バックナンバーページからぜひご請求ください。
※本記事は『iikoto』(2023年12月号)の特集をもとに編集しています。
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