2024.08.13

骨格診断から学ぶ
似合う服の見つけ方《後編》

自分の個性に合った服の見つけ方について、前編では骨格診断をもとにタイプを分けて、それぞれに似合うコーディネートをご紹介しました。後編では、個性を生かして服を選ぶコツや整理収納のポイント、さらに色選びのヒントなどについて、イメージコンサルタントの二神弓子さんに伺いました。似合う服を選んで長く楽しむために、ぜひチェックしてみてください。

前編はこちらから

似合う服の見つけ方《前編》

LET’S HAVE FUN !
持って生まれた個性でおしゃれを楽しむ

自分らしい洋服の選び方がわからないという方は、“デザイン”・“素材”・“色味”の3つのポイントを意識してみましょう。デザインで自分の体のラインを活かし、素材でその人の魅力を引き出し、肌に合う色で印象を作ることができます。自分の生まれ持った個性にあった洋服を選ぶことで、洋服選びはもっと楽しくなります。

自分自身の体型を生かすために知っておきたい骨格のタイプは、前編に掲載したYES/NOチャートで確認できます。

＞「骨格診断 YES/NO チャート」

ENJOY MORE!
長く服を楽しむために

おしゃれを長く楽しむためには、持っている服を整理して新しい服との出会いに備えることが大切です。そこで、クローゼットを整理するポイントと買い物をするときのポイントについてチェックしておきましょう。

まずは、思い切ってクローゼットの中身を全て出してみましょう。そして、前編でチェックした骨格タイプから、素材や形などの「似合う」「似合わない」を判断してみましょう。自分に似合わない服を手放すことで、手持ちの服を簡単に把握できるようになるうえ、新しく似合う服を迎えるスペースも作ることができます。

サイズ別の着用感ガイドなど、細かなサイズを記載しているサイトも多いです。今ある服を測ってみるなど、自分に合うサイズ感を確認しましょう。

ネット上の写真は、実際と違う色に見える場合があります。購入者のレビュー写真をヒントにするなど、探している色味に近いものを選んでいきましょう。

サイトによっては1週間ほどの返品可能期間があります。可能な場合は、試着してみることで色味や素材感がわかり、持っている服と合わせることもできます。

※返品が可能か、送料負担、期間などについてはサイト規約を確認しましょう。

あなたに似合うのは、
イエベ？ブルべ？

似合う洋服を決める重要な要素の1つである「色」。しかし、自分にはどんな色が似合うかわからないという方も多いのではないでしょうか。そんなときは、「パーソナルカラー診断」で自分に似合う色を知ることからはじめてみるのもいいでしょう。

自分の肌や瞳の色を基調として、血色感があり、華やかでリッチな印象を持たれやすいイエローベース（イエベ）とクールで知的、さわやかな印象を持たれるブルーべース（ブルべ）に分けられます。自分に合った色を身に着けることで、肌を美しく見せたり、肌ツヤ効果が高まったり、瞳に輝きが生まれたりするので印象がグッと変わってきます。

タイプで楽しむ色選び

パーソナルカラーはイエローベース、ブルーベースをもとに4つのタイプに分けられます。

■「スプリングタイプ（イエローベース）」は、明るく親しみやすい印象。明るい色が得意で、アクセントカラーなどコントラストの効いた配色が似合います。

■「オータムタイプ（イエローベース）」は落ち着いたシックな印象。濃く深みのある色が得意で、統一感のある大人っぽい配色が似合います。

■「サマータイプ（ブルーベース）」は、エレガントで上品な印象。柔らかな色が得意で、ワントーンコーデなど穏やかな配色が似合います。

■「ウィンタータイプ（ブルーベース）」は、クールでモダンな印象。鮮やかな色が得意で、モノトーンなどメリハリのある配色が似合います。

自分の骨格のタイプを知るところから始まり、デザイン・素材選びのポイントや、肌の色に合う色味など様々な角度から似合う服を見つけるヒントをご紹介してきました。これらの内容を参考にして、個性にあった服選びを楽しんでみませんか。

前編はこちらから

似合う服の見つけ方《前編》

※本記事は「iikoto」2022年5月号を再編集したものです。掲載情報は発行当時のものになります。

SUPERVISOR：イメージコンサルタント
二神弓子さん株式会社アイシービー代表取締役社長

骨格診断アナリスト協会代表理事。パーソナルカラー実務検定協会代表理事。イメージコンサルタントとして多くのビジネスパーソンヘの指導実績を持つとともに、アパレルや化粧品会社の商品開発や販促の監修、社員研修やコンサルティング事業、スクール経営も行う。著書に「骨格診断×パーソナルカラー本当に似合う服に出会える魔法のルール」「新しいパーソナルカラーの教科書」（ともに西東社）などがある。