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私の年収だと、家の予算はいくらくらい?
2020.11.11
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家を買うとき、建てるとき、どれくらいのお金が必要になるのでしょうか。
必要資金の目安や費用の内訳について、公的統計データから読み解いていきます。
家の購入や建築は、多くの人にとって人生の一大イベント。何度も経験するものではなく、また金額も大きいため、予算をイメージするのがなかなか難しいのではないでしょうか。
ここでは、独立行政法人 住宅金融支援機構 国際・調査部が公表している
「2022年度フラット35利用者調査」の中から、
①注文住宅、②土地付き注文住宅、③建売住宅の所要資金についてご紹介します。
※調査方法:住宅金融支援機構に提出された【フラット35】の借入申込書からの集計
注文住宅の必要資金の全国平均は3,715万円で、2014年度以降、9年連続で上昇しています。こちらも背景には建築費の高騰があると思われます。
また、地域ごとに見ると、首都圏が4,016万円、近畿圏が3,991万円、東海圏が3,788万円、その他地域が3,502万円となっています。
なお、注文住宅は「建物」のみの資金で、「土地」の資金は含みません。
三大都市圏では、3,700万円〜4,000万円、その他地域はそれよりも1割程度低い、というイメージです。
土地付き注文住宅の必要資金の全国平均は4,694万円で、2013年度以降、10年連続で上昇しています。これは地価の上昇と建築費の高騰が要因と考えられます。
地域別では、首都圏が5,406万円、近畿圏が4,894万円、東海圏が4,694万円、その他地域が4,151万円です。
なお、土地付き注文住宅は「土地+建物」の資金です。
土地付き注文住宅では、地価上昇の影響を受け、首都圏が突出して高くなっています。
全国平均と比較すると、700万円以上の差があります。近畿圏と東海圏は、全国平均とほぼ同じ。その他地域は、全国平均から1割程度低くなります。
建売住宅の必要資金の全国平均は3,719万円。こちらも地価と建築費が上がった影響で上昇傾向にあります。
首都圏が4,343万円、近畿圏が3,713万円、東海圏が3,151万円、その他地域が2,948万円となっています。
なお、建売住宅は「土地+建物」の資金です。
土地付き注文住宅同様、首都圏が突出して高く、それが全国平均を押し上げています。
近畿圏は全国平均並み、東海圏とその他地域では、3,000万円を超えるか超えないかが、ひとつのラインといえます。
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