一条工務店 2005年12月
先端をゆく省エネルギー性能で、人と地球に優しい。「夢の家II」発売
先端をゆく省エネルギー性能で、人と地球に優しい。「夢の家II」発売

株式会社一条工務店は、2005年12月26日より「夢の家II」を発売いたします。
これは省エネルギー性能の大幅な向上により、環境保全への貢献を可能とした新商品です。
弊社は、創業以来、日本の気候風土に最も適した木造住宅の可能性を広げ、
健康的な住環境づくりとともに、高気密・高断熱による省エネルギー性能の向上を追求してきました。
通常「次世代省エネルギー仕様」へのグレードアップには6〜10万円/坪のコスト上昇を
余儀なくされますが、「夢の家II」では、生産技術の革新・部材調達の合理化により、
坪あたり僅か2万円プラスという低価格を実現。従来の「夢の家」に延床面積・開口率の設計条件を
設けることなどにより断熱性能を向上させながら、価格は据え置きました。
高性能住宅のさらなる普及を促進するために、
弊社では今後もより一層の努力を重ね、人と地球に優しい住まいをお届けしてまいります。
「夢の家II」の特長
1. 次世代省エネルギー基準を凌駕し、約46%ものエネルギー削減が可能です。
「夢の家II」は冷暖房負荷を軽減してエネルギーの大幅な削減を目指した、世界水準をゆく高性能住宅。その性能は次世代省エネルギー基準を大幅に上回り、45.9%ものエネルギー削減効果を確認しました。
卓越した省エネルギー性能により、民生エネルギーの抑制による省エネルギーの実現、それに伴う地球温暖化対策への貢献が期待されます。
「夢の家II」と次世代省エネ基準適合住宅、一般住宅(基準金利適合住宅)のランニングコスト比較
建物仕様 <Q値>熱損失係数
(W/m²・K)
年間
暖房負荷
(kWh)
年間
冷房負荷
(kWh)
年間
暖冷房負荷
(kWh)
年間
消費電力量
(kWh)
ランニングコスト
(円/年)
「夢の家II」 1.50 6,239 2,307 8,546 1,974.8 47,415
次世代
省エネ基準
2.79 13,277 2,526 15,803 3,637.7 87,341
基準金利
適用基準
3.55 14,773 4,524 19,297 4,747.6 113,990
補足事項 エネルギー単価:24.01円/kWh H13.3財団法人省エネルギーセンター 住宅の総合エネルギー性能評価システムの開発より引用しました。
次世代省エネ基準適合住宅、一般住宅(基準金利適合住宅)に対する
「夢の家II」の省エネルギー比率
建物仕様 年間暖房負荷
省エネルギー性
年間冷房負荷
省エネルギー性
年間冷暖房負荷
省エネルギー性
次世代省エネ基準
に対して
53.0%減 8.7%減 45.9%減
基準金利基準
に対して
57.8%減 49.0%減 55.7%減
補足事項

熱損失係数Q値において、住宅金融公庫次世代省エネ仕様2.79(W/m²・K)及び基準金利適用仕様3.55(W/m²・K)に対し「夢の家II」は1.50(W/m²・K) とそれぞれ1.29(W/m²・K)、2.05(W/m²・K)の熱損失を低減させることができました。
その結果、年間冷暖房負荷において、住宅金融公庫次世代省エネ仕様及び基準金利適用仕様に対して1.8から2.4倍の省エネルギーが期待できます。

計算方法は、弊社モデルプラン50坪でエアコン使用時の冷暖房負荷を住宅用熱負荷計算プログラム「SMASH」を用いて行いました。同一の間取りの建物を住宅金融公庫の次世代省エネ基準適合住宅、基準金利適合住宅の仕様に置き換えた場合のシミュレーションを行いました。
2. 断熱性と気密性、耐震性を実現した「高性能パネル」を採用。
壁・床・天井にはグラスウールの約1.5倍の断熱性をもつEPS特号相当(一部硬質ウレタンフォーム)を一体化した高性能パネルを施工。壁と床には厚さ90mm、天井には厚さ145mmのEPS特号相当を隙間なく充填します。いわば、家全体を魔法瓶のような構造にします。
高性能パネルと駆体の固定部分に気密パッキンを施工。建物の気密性を格段に向上させます。
防湿性の高い断熱材EPSと構造用合板の組み合わせは、ほとんど水蒸気を通さないため、繊維系断熱材のように断熱材の中に湿気が溜まり、結露が生じる心配がありません。
高性能パネルは1邸1邸、プランに合わせ工場で生産。現場加工をなくすことで施工精度を高めます。断熱材EPSはグラスウールなどの繊維系断熱材と異なり、経年でのずり落ちがなく、優れた断熱性を維持します。
「夢の家II」壁構造
「夢の家II」壁構造
「夢の家II」断熱仕様概念図
「夢の家II」断熱仕様概念図
3. アルゴンガス充填の複層Low-Eガラス付樹脂サッシを採用。
一般アルミサッシの約4倍の断熱性を発揮します。
住宅の断熱ポイントは、壁・床・天井だけではありません。冬に逃げていく熱の48%、また夏に侵入してくる熱の約71%は窓が原因です。そこで「夢の家II」では、アルミのわずか1/1000の熱伝導率を備えた高性能樹脂サッシを標準装備としました。
さらに、断熱性に優れた複層Low-Eガラスを採用するとともに、2枚のガラスの間に断熱性に優れたアルゴンガスを充填。一般のアルミサッシの約4倍、高断熱仕様といわれるアルミ熱遮断構造サッシの約1.7倍、木製三層ガラス窓の約1.3倍の断熱性を発揮します。
JIS遮音等級T-2という一般住宅では最高ランクの「防音サッシ」に該当。幹線道路脇の騒音を、静かな公園レベルにまで減少させる実力です。
   
アルゴンガス:空気よりも断熱性が高い、無色透明、無味・無臭、人体に無害の気体。
複層Low-Eガラス構造図
複層Low-Eガラス構造図
4. 極めて高効率な熱交換型換気システムを導入。
ダクトレス式だから、きれいな空気で、お手入れ簡単です。
「夢の家II」では、涼しさや暖かさを逃がさずに、快適でクリーンな空気を24時間供給可能な「熱交換型換気システム」を採用。熱交換効率は65%を実現。コールドドラフト(給気口からの冷気が当たり寒く感じる現象)を抑え、優れた冷暖房効率を実現します。
給気側ファンには高性能フィルターを装備。花粉などの微細な異物はほぼ100%シャットアウトします。
メンテナンスは1〜2ヶ月に1度の掃除機での清掃と、年に1回の交換でOK。その使い勝手も大きな魅力です。
現在日本で主流のダクト給気方式ではなく、ダクトレス式を採用したのは「健康面への配慮」が最大の理由。ダクト給気方式は天井裏のダクト内の清掃が難しく、経年でダクト内にホコリやカビ等が溜まり、それが室内へ噴出する不安があります。ダクトレス式採用によりそのリスクを解消しました。
ダクトレス式熱交換型換気システム
ダクトレス式熱交換型換気システム
「夢の家II」の概要
発 売 日 2005年12月26日
設 計 規格型住宅
延床面積 101.03〜161.65m²
開 口 率 24.22〜31.30%
構 造 木造軸組工法 戸建住宅
販売地域 北海道、沖縄を除く全国
【「夢の家II」の主な仕様】
製品名称 夢の家II(新製品)※1 夢の家(従来製品)
製品番号 I-Ym-01 I-Yt-01 I-Ym-02 I-Yt-02 (型番指定なし)
供給地域 II地域及びIII地域 IV地域及びV地域 II・III・IV・V地域
構造仕様 免震仕様 耐震仕様 免震仕様 耐震仕様 免震仕様、耐震仕様
工法/構造 在来軸組工法/木造 在来軸組工法/木造
建物用途 専用一戸建て住宅 専用一戸建て住宅
階数 3以下(地下階除く) 3以下(地下階除く)
延床
 面積※2
最大モデル:161.65m²
最小モデル:101.03m²
特定せず
各階
床面積
最大モデル:1階85.76m²、2階76.86m²
最小モデル:1階49.27m²、2階49.99m²
特定せず
Q値※3 最大モデル:1.49(W/m²・K)
最小モデル:1.75(W/m²・K)
最大モデル:1.50(W/m²・K)
最小モデル:1.79(W/m²・K)
1.9(W/m²・K)
開口部※2 樹脂製サッシ+
低放射複層ガラス
(アルゴンガス充填)
熱貫流率:開き1.72(W/m²・K)
熱貫流率:引違い1.85(W/m²・K)
開口率: 最大モデル24.22%
  最小モデル31.30%
樹脂製サッシ+
遮熱低放射複層ガラス
(アルゴンガス充填)
熱貫流率:開き1.72(W/m²・K)
熱貫流率:引違い1.85(W/m²・K)
開口率: 最大モデル24.22%
  最小モデル31.30%
樹脂製サッシ+
低放射複層ガラス
(乾燥空気充填)
熱貫流率:2.33(W/m²・K)
開口率:指定無し
熱貫流率
外壁 :0.402(W/m²・K)
外接天井 :0.216(W/m²・K)
外接床 :0.288(W/m²・K)
外壁 :0.402(W/m²・K)
外接天井 :0.216(W/m²・K)
外接床 :0.388(W/m²・K)
外壁 :0.45(W/m²・K)
外接天井 :0.22(W/m²・K)
外接床 :0.40(W/m²・K)
換気設備 ダクトレス式熱交換型24時間換気システム
熱交換効率:65%以上
24時間換気システム
※1 新製品と従来製品におけるその他項目については、共通です。
※2 省エネルギー性を確保するために、延床面積や開口率は上記範囲で計画します。
※3 製品の断熱性能Q値は、延床面積、開口率により異なりますが、新製品のQ値は※2の設定により上記範囲のQ値となります。
ウインドウを閉じる
ページの先頭へ